KDDI Location Data - 位置情報ビッグデータを活用した統計データで新しい付加価値創出

KDDI Location Data

(自治体向け活用シーン)

通信キャリアならではの高解像度の位置情報ビッグデータを活用した
「過去・現在・未来」の統計人口データを提供するサービスです

よくある課題

自治体様の現場において、
このような課題はありませんか?

  • 防災

    災害時の人々の
    避難行動を把握したい

    防災計画にはハザードマップや公的統計に加え「実際の避難行動」を把握する必要があったが、アンケートでは広域の行動や属性情報などの把握が困難であった。

  • 都市計画
    街づくり

    エリア動態を属性別に
    細かく分析したい

    大規模開発を含む都市計画に際し、国勢調査や交通量調査ではエリア動態を属性(来街者・勤務者・居住者)や性年代別に細かく分析することが困難であった。

  • 観光政策

    コロナによる観光への
    影響を可視化したい

    コロナ禍では、人の動きが日々変化しており、観光実態把握の鮮度と精度がより重要性を増す一方、過去の実績データやアンケート調査では状況把握に限界があった。

KDDI Location Dataで
自治体様の課題解決を
ご支援します

1. 高精度 2. 高信頼性の属性情報が紐づく
位置情報ビッグデータで
人の移動・滞在を可視化・分析

  • 防災

    災害発生前後の
    人流をエリアごとに分析

    災害発生時の前後の人流をエリアごとに時系列で比較・分析することで今後の防災計画策定に活用。

  • 都市計画
    街づくり

    エリア動態を属性別に
    粒度細かく可視化

    エリアの来訪者を属性(来街者・勤務者・居住者)や性年代別に分析することで、エリアの特性を可視化し、都市計画に活用。

  • 観光政策

    コロナ前後の観光動態を
    鮮度・精度高く把握

    コロナ前後のエリア来訪者の属性や滞在状況を比較分析することで、より具体的な観光政策を示唆。

自治体向け活用事例

事例1

野村総合研究所様 災害時の避難行動の可視化 (防災)

防災計画の策定と改善に向けた
災害発生時の避難行動の
現状の把握可能に

導入前の課題
  • 災害発生地域の住民などに対してアンケートによる調査を行っていたが、広く住民全体の避難行動を捉えることは困難だった
導入後の効果
  • アンケートでは集めることが不可能な圧倒的な量のデータを得られ詳細な分析が可能に
  • 1時間単位での人流の増減のデータから、アンケートでは困難であった事実に基づく時間帯別の精緻な避難行動の把握が可能に

多摩川・荒川流域から区外への人口移動量の推移

事例2

市役所様 スマートシティに向けた地域住民の移動実態調査 (都市計画・街づくり)

スマートシティ実現に向けた地域住民の移動実態調査と、
施策実施前後の効果検証が可能に

導入前の課題
  • 駅周辺道路の交通量が増加し渋滞の原因となっていた
  • 交通量を減らすべく、どのような目的でどのような人が集まっているかなど詳細な分析をする必要があったが、それに見合うようなデータがなかった
導入後の効果
  • スマートモビリティ導入エリア選定、バス路線改編に向け地域住民の移動実態 (移動手段)の可視化など、運輸事業最適化に向けた定量的分析に基づくPDCAサイクルの実施が可能に
  • 大規模な道路交通改革による地域住民への影響/効果を細かい粒度での確認が可能に

主要駅周辺の交通量調査

※KDDI Location Dataでは、交通手段において、バスの判別はできません。
バスのデータに関してはKDDI Location Dataではない外部データを利用しております。

事例3

県庁様 コロナ前後の観光客数の影響把握 (観光)

新型コロナウィルスの影響で減少した観光客数の実態調査と、
観光需要回復のための行政施策の効果検証が可能に

導入前の課題
  • 観光動態の調査は、手間や費用がかかるため年に一回しか行えなかった
  • 単純な来訪人数など、限られた結果から施策立案しなければならかった
導入後の効果
  • 観光客数の増減が、簡単かつスピーディーに分かるようになった
  • 人数だけでなく、来訪者の性別・年代・居住地も把握でき、エリア別に最適な誘客施策立案が可能になった

観光エリアの来訪数推移の把握

※画像は可視化イメージです。

サービス概要

auスマートフォンから得られるGPSの位置情報/属性(性別・年代)情報を基に公的人口統計を参照して拡大推計処理された人口データをご提供するサービスです。サービスタイプは以下の6種類をご用意しております。

移動滞在データ(過去に遡って調査)

メッシュごとに集計し、同メッシュ内に滞在している時間を算出することで移動・滞在を判定しています。同メッシュ内で留まっている時間が15分未満の場合を「移動」、15分以上の場合を「滞在」としています。なお、滞在判定時間は任意にきめることが可能です。

移動・滞在を判定

移動・滞在を判定

ODデータ(出発から到着地点までの移動人口を調査)

ある出発地からある到着地までの推計移動人口をご提供します。測位誤差の小さいGPS位置情報を用いることで最小125mメッシュ間の移動実態を調査可能です。
※ODとは移動の出発地点(Origin)と到着地点(Destination)の略称です。

ODデータ

※利用許諾を得たauスマートフォンから取得したGPS位置情報データを個人が特定できない形式に加工し活用しています。

道路通行量データ(道路単位での人流を把握)

メッシュ単位ではなく、道路単位での推計人口のデータをご提供します。
連続して取得しているログから、移動手段に加え道路の上り/下りの移動の判定も可能です。

道路通行量データ

※このマッピングイメージは株式会社ゴーガのサービスを利用しています。

指定区域来訪データ(指定区域での滞在人口を日次調査)

指定された区域での推計滞在人口をご提供します。測位誤差の小さいGPS位置情報を用いることで最小10mメッシュ間の滞在実態を調査可能です。

準リアルタイムデータ(1時間毎にその時点の人口集計)

直近約2時間前までの人口をメッシュごとに15分単位で集計しご提供いたします。性年代別の人口動態をリアルタイムにご活用いただけます。
※年代カウントは国勢調査を元にした推計となります。

通勤ラッシュ時における駅前の人の流れの把握

※準リアルタイムデータはKDDI IoTクラウド Data Marketでのご提供となります

未来予測データ(1時間後の人口を予測)

過去のKDDI保有データと直近の位置情報データを機械学習し1時間後から24時間後のメッシュ単位人口を予測します。

未来予測データ未来予測データ

※サービスタイプは今後増える予定です
※KDDI Location Data は KDDI IoTクラウド Data Marketのau人口動態データと同一サービスとなります

  • 過去

    • 移動滞在データ
    • ODデータ
    • 道路通行量データ
    • 指定区域来訪データ

    ※ODとは移動の出発地点(Origin)と到着地点(Destination)の略称です

  • 現在

    • 準リアルタイムデータ

    ※準リアルタイムデータはKDDI IoTクラウド Data Marketでのご提供となります

  • 未来

    • 未来予測データ

ご提供項目機能比較

※1 出発、到着エリアのご提供をしています

位置情報サービスでKDDI Location Dataが
選ばれる理由

  • 高解像度
    高頻度

    最短数分間隔で
    データ取得、滞在を判定

  • 正確な
    属性情報

    契約者情報に基づく
    属性データ(性・年代等)

  • AIによる
    未来予測

    過去のKDDI保有データと
    直近のデータを機械学習で分析

ご利用の流れ

  • STEP1

    お問い合わせ

    お問い合わせいただいてから弊社担当よりご連絡いたします。

  • STEP2

    ヒアリング

    お客さまのご要望と併せて、利用期間やメッシュサイズなどのデータ仕様をヒアリングいたします。

  • STEP3

    ご提案

    ヒアリング結果を基に、ご提供させていただくデータをご提案させていただきます。(※)

  • STEP4

    ご契約

    必要書類をお送りしますので必要事項記入後にご返送をお願いしております。

  • STEP5

    納品

    ご契約後、ご要望のデータをご提供させていただきます。

※もしご要望に合わない場合でもその他の位置情報サービスを含めた提案など柔軟に対応が可能です。

よくあるご質問

KDDI Location Data とは何ですか?
お客様がご希望の対象期間、対象エリアにおいて、個別に同意を得たauスマートフォンの端末から定期的に蓄積するGPS位置情報などに、時間帯、標準地域メッシュなどの単位に加工および集計を施した統計データを提供するサービスです。
KDDI Location Data で得られるメリットは何ですか?
通信キャリアならではの位置情報データと属性情報(性別、年齢層等)をその他外部データと組み合わせることによって新しい付加価値創出にご活用いただけます。
KDDI Location Data はどのような提供単位ですか?
提供データの種別によって提供単位は異なります。詳しくはこちらをご覧ください
KDDI Location Data の用途はどのようなものですか?
売上予測、投資判断、出店計画、配送計画の策定等にご活用いただけます。
GPS位置情報データはどこから取得していますか?
au契約者のうち、位置情報の利用許諾を得たスマートフォンからGPS位置情報データを取得してます。
情報の扱いについてどのような配慮がされていますか?
個人を特定できないように秘匿処理やハッシュ化を行っています。
GPS位置情報データの補正・推計はしていますか?
取得したGPS位置情報データから国勢調査をもとに補正を実施しております。また、全人口推計を実施しています。
GPS位置情報データに属性はついていますか?
性・年代がついています。今後様々な属性情報を追加していく予定です。
提供データのメッシュ単位は?
125m、250m、500mメッシュ単位でのご提供となります。また、データの集計単位は1時間ごとが基本となりますが、お客様のご要望にあわせてカスタマイズも可能です
指定区域来訪データは、お客さまが指定した区域単位でのご提供、集計単位は1日となります。
データはどのような提供形式ですか?
csvファイルでの提供となります。トライアルデータでお試しいただけます
※未来予測データはAPIでのご提供となります。
どのくらいの期間で利用可能になりますか?
お客様でご希望の要件により異なりますので担当までお問い合わせください
契約手続きについて
ご利用にあたってはご契約書および利用申込み書の取り交わしが必要です。
価格について教えてください
お客様でご希望の要件により異なりますので担当までお問い合わせください
お試しはできますか?
はい、トライアルデータを提供しております

KDDI Location Analyzer 2週間トライアル無料

以下のようなお問い合わせをいただいています

  • 無料トライアルデータのお申込み
  • サービス内容に関するご質問
  • 資料請求、見積のご相談
  • お申込みに関するご質問